2017年12月18日

怪盗グルーのミニオン大脱走感想 ジェリー&デイブについて ※ネタバレ

ミニオンカフェ20180708
「怪盗グルーのミニオン大脱走」の感想をつれづれと。今回はミニオンのジェリー&デイブコンビについて。画像はミニオン大脱走CAFEのメニュー「BELLO!JAPAN 和風抹茶パフェ」付属のジェリー&デイブスタンドです。ミニオン大脱走CAFEの感想はカテゴリ【ミニオンカフェ関連】をご覧ください。



今までは、意味不明に忠実でグルーに尽くしていたミニオンの設定。「怪盗グルーのミニオン大脱走」では、グルーに反抗もする生意気設定が加えられて変更されたので、メルたちがグルーに悪態をついて家出していくなど、ミニオンは人によっては何だコイツら…と思われるような好き嫌い分かれる言動をしていました。

そんな中で、ジェリーとデイブは今までと変わらず、可愛く素直でたまにいたずらっ子な姿を見せていて、物語中の癒しになっていました。



管理人が気に入ったジェリー&デイブの場面をつれづれと記述。

・ハワイアンディナーで歌とダンスを披露
・グルーにお金を差し出したアグネスの優しさにうっとり
・飛行機から降りて写真を撮ってご満悦なデイブ
・ドルーに屋敷内を案内されるグルーの後ろでブタの頬をむにゅむにゅする
・ブタに二人で乗ってはしゃぐ
・落ちてきた子ブタを抱きしめるジェリー
・戸棚に隠れて二人でフリッツを驚かす

はい、ほぼ全部です。これでも全体からみると少ないのですが、少ない分どれも可愛い場面ばかりでした。


ただ唯一不快に感じた場面がありました。それはジェリーとデイブがフリッツの足を蹴る意地悪場面です。

作中、イディスとジェリーとデイブの三人でフリッツに悪戯する場面が二つあって、イディスがフリッツの背中に「私を蹴って」と書かれた紙を貼りつけて、そんなフリッツの足をジェリーとデイブが笑いながら蹴る…という意地悪場面がありましたが、この場面はフリッツがかわいそうで笑うことはできませんでした。なんだかいじめみたいで見ててとても不快でした。

脚本家はこれ笑えるよね受けるよね〜と思って書いたのでしょうが、これを見て笑える人はいるのでしょうか…。人によっては笑えたかもしれませんが、そうでない人もいる、好き嫌い分かれる問題ある場面だと思いました。

この場面にかぎらず、ルーシーの酷い言動の数々といい、ドルーの痛い坊ちゃんジジイぶりといい、「怪盗グルーのミニオン大脱走」の脚本家のギャグの感性はどうなってるんだ?と首をかしげたくなるほど、不快に感じる描き方が目立ちました。

「怪盗グルー」シリーズがそこらにあるB級映画ならこんなものかと割り切れましたが、一応ユニバーサルの代表作の一つなのだから、もう少しどうにかできなかったのかと思わずにいられません。



ただ、もう一つの悪戯シーン(ジェリーとデイブがフリッツを驚かすシーン)はよかったと思います。


イディスがナプキンを持ってくるようにフリッツに言って、フリッツがナプキンをとろうと戸棚を開けたら、戸棚の中にいたジェリー&デイブがラッパを吹いて驚かす…という悪戯でしたが、とても微笑ましく思いました。驚かした後は「はいこれ」とフリッツにナプキンを渡すのもよかったです。


不快に思える場面が多い本作ですが、ジェリー&デイブのシーンに関しては、前述のフリッツを蹴る悪戯シーン以外はとても可愛く癒しでした。旅行のときの観光者スタイルも可愛くて可愛くて…!


ただジェリーとデイブが活躍する場面は少なく、グルーとドルーがバルタザールの基地にダイヤを取り戻しに忍び込むときも、ジェリーとデイブがグルーのお供として活躍することもなく、バルタザールとの最終決戦のときもずっとお留守番だったのがとても残念でした。

「怪盗グルーのミニオン危機一発」のときはグルーとミニオンたちが共闘していて、グルーたち人間のシーンとミニオンのシーンが半々という内容で、ラストはグルーとミニオンが一緒になって活躍していて、タイトルに偽りなしでよかったのですが、「怪盗グルーのミニオン大脱走」はグルーとミニオンが一緒に活躍したり、共闘する場面がなかったのが、とても不満でした。【大脱走】というほどの大それた脱走でもなく(こっそり飛行船を作って夜にこっそりと脱走)、グルー、ドルー、ルーシー、アグネスに比べて、ミニオンたちがたいした活躍もしてない本作はある意味タイトル詐欺でもあると思いました。…タイトルにミニオンを出さないと集客も見込めないからでしょうけど(苦笑)。




最後に、このハワイアンディナーのときのポロリの場面について。


他のミニオンファンの方々も指摘していましたが、ジェリーとデイブの頭の髪の毛がないのは完全な手抜きですね…。モブのミニオンにも細かい演技をさせていた従来の作品からは考えられないことです。このことからも、「怪盗グルーのミニオン大脱走」は従来のシリーズスタッフではなく、慣れてない新人スタッフ、もしくは経験のないスタッフたちによって制作されたのではないかと疑ってしまいます。ファンは細かいところまでよく見ていますので、どうせ気づかないだろうと甘く見てはいけません(苦笑)。


いつもなら「ジェリー&デイブが可愛いのでよしとしましょう」としめくくりたいのですが、「怪盗グルーのミニオン大脱走」はジェリー&デイブの可愛さをもってしてもカバーしきれない脚本の酷さなので、「作り直してください」か「なかったことにしてください」としか書けないです。


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posted by あおやぎういろう at 00:00| 怪盗グルーのミニオン大脱走感想