2017年12月29日

怪盗グルーのミニオン大脱走感想 バルタザールについて ※ネタバレ


「怪盗グルーのミニオン大脱走」の感想をつれづれと。今回はバルタザール・ブラットことバルタザール。



新キャラの中では最初はムカツキましたが、何度も見直すと、バルタザールが悪党になったのは辛い境遇からだったんだと、バルタザールの苦労多い人生がわかってきて、少しずつ共感できるようになりました。あのふてぶてしい言動や強さも悪役として成功していると思います。



バルタザールの過去についての特別映像もあります。

天才子役で名をはせた人気絶頂期からドン底に落ち、そこから何をやってもうまくいかず…。絶頂を知っているからこそ、過去を捨てきれない。映像の中でオジサンになったバルタザールが自分のブロマイドを街頭で売ろうとしたり、返り咲こうとあれやこれやと頑張っていた様子も描かれていて、それを見ると、どれだけ苦労していたのかも伝わってきて、同情や共感もしてしまいます。

落ちぶれたままでは終わらず、世間に復讐するために大悪党になったバルタザール。やっていることは悪党そのものですが、自分一人の力で大悪党にまで成り上がったのはすごいことだし、その苦労と努力は称賛できます。辛苦をなめ自力で大悪党になったバルタザールの存在があるからこそ、ドルーが好きになれないようです自分。ドルーはあれだけ恵まれた境遇にいるのに、悪党になりたいという夢もなんか甘ったれていて、ただの苦労知らずの坊ちゃんジジイだったので。


バルタザールの決め台詞「僕ちゃん、ワル〜い子ちゃん!」は、いい歳したオッサンが…と思わずドン引きしてしまいますが、かえって強烈なイメージを与えていると思いました。

最終戦でグルーとのダンス・ファイトで激闘を繰り広げて、序盤で自分がやった攻撃(キーボードの光線)で逆にとどめをさされる…。悪役としてグルーを引き立たせている点でも、悪役冥利につきるキャラでしょう。



バルタザールは過去を捨てきれないキャラ、バルタザールの時間は楽しかった頃(過去)のままとまっている…と、過去にこだわるキャラとよく言われていますが、そういったバルタザールに自分を重ねて見ている大きいお友達も多いのではないのでしょうか。

仮に「怪盗グルー」シリーズが「怪盗グルーのミニオン大脱走」で最終作だとしたら、バルタザールは実力、境遇、性格等々、シリーズ最終作にふさわしい見事な悪役だと思えました。

管理人は基本的に「怪盗グルーのミニオン大脱走」は否定的なのですが、バルタザールに関しては肯定的に受け止めることができました。





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posted by あおやぎういろう at 00:00| 怪盗グルーのミニオン大脱走感想